2020/02/03 ここで紹介する方法はもう使えなくなっています。Homebrew経由でインストールするのが一番確実かと思います
macOS High Sierraから、セキュリティが以前よりも厳しくなりました。
これによっていろいろなソフトウェアをインストールする際の手順がめんどくさくなりました。
VirtualBoxも例外ではありません。
VirtualBoxのインストーラーをダウンロードして、インストールを開始しようとすると、以下のような警告が出ます。
ここであわてずに、Macのメニューから、
「システム環境設定…」→「セキュリティとプライバシー」を選択します。
そうすると、「一般」のタブのところに、VirtualBox.pkgは開発元を確認できないため、開けませんでした。と出ますが、「このまま開く」をクリックします。
そうすると、セキュリティ的に例外が追加され、インストールがすすむようになっています。
しかし、まれに、この手続きをとってもインストールに失敗してしまうことがあります。
インストールの最後にこのような悲しい画面が出てきます。
ソフトウェアの開発元に聞いてくださいとありますが、VirtualBoxのフォーラムを一生懸命探しても、上記の、セキュリティの話しか出てこず、それ以上の情報は何もありません。
いろいろ苦戦した結果、最終的な解決策として、「システム整合性保護 System Integrity Protection (SIP)」を一時的に無効にするという方法が有効でしたので紹介します。
まず、インストールに失敗したVirtualBoxをアンインストールします。
VirtualBoxのインストーラーにVirtualBox_Uninstall.toolがありますので、これをダブルクリックします。
パスワードを聞かれたらログインパスワードを入力すると、削除されます。
そうしたら、一度、Macをシャットダウンします。
そして、リカバリーモードで起動します。
(ここからのスクリーンショットは、こちらから引用させていただきます)
リカバリーモードに入るには、”⌘”キーと “R”キーを押しながら、電源を入れます。RecoveryのRで覚えておくといいでしょう。
以下のような画面になります。
ここで、上のメニューにある「ユーティリティ」から「ターミナル」を選択します。
ターミナルが起動するので、そこに
csrutil disable
とタイプします。
“Successfully disabled System Integrity Protection”と表示されるのを確認して、再起動します。
そして、再度VirtualBoxをインストールします。そうすると、今回は問題なくインストールされると思います。
その後、再度、SIPを有効化します。再びリカバリーモードでターミナルを起動します。
そうしたら、今度は、
csrutil enable
とタイプします。
これで、再度SIPを有効にすることができました。
MacOS High SierraでVirtualBoxのインストールに困った方は、ご参考まで。
ありがとうございました
無事にインストールできました
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無事にインストールできたようでよかったです。
この記事のおかげで助かりました!ありがとうございました!
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