*昔に書いた内容ですが、検索でひっかかることが多いようなので、再度アップします。
確定申告の時期で、いろいろな書類のコピーをとるためにScansnapが大活躍しています。
Scansnapを導入したとき、Windowsマシンに様々なドライバをインストールしなければいけなかったので、Linuxでは使えないだろうなぁと勝手に思っていました。
しかし、何気なく”scansnap Linux”でググってみたところ、ubuntuでXSANEを使うとできちゃうみたいなことが書いてある記事を発見しました。
そこで、opensuse 11.1でできるかどうか確認。
xsaneのインストールの確認
YAST -> ソフトウェアの管理 -> xsaneで検索してみると、自分のマシンにはインストールされていました。
scansnap S510をつないでみる。
WindowsマシンにつながれていたS510のUSBコードをLinuxマシンに差し替えます。
どのように認識されるか確認
lsusb でUSBデバイスのリストを一覧で表示できます。
こんな出力がされました。
$lsusb
Bus 005 Device 002: ID 04c5:1155 Fujitsu, Ltd
対応の確認
次の2通りの方法があるかと。
SANEのサイトで確認
http://www.sane-project.org/sane-mfgs.html#Z-FUJITSU
ここには、
S510 USB 0x04c5/0×1155 Good workgroup, current, no TWAIN driver fujitsu
(1.0.55) sane-fujitsu
とかかれています。きちんと動きそうです。
/etc/sane.d/fujitsu.confを確認
$less /etc/sane.d/fujitsu.conf
最後の行にS510があります。
#scansnap S510
usb 0x04c5 0×1155
きちんと動きそうです。
xsaneの起動
メニューから、グラフィックの中にxsaneがあるので、それから起動。
感動したのが、ADFが両面も選べるようになっていること。
(ただし、その場合は、スキャン枚数(一番上の項目)を2以上に設定しなければいけません。)
ScanSnap本体の緑色ボタンは使えないものの、xsane経由で、普通にScansnapが使えるようになりました。
これで、Windowsに依存しなければいけない要素がまた一つ減りました。
それにしても、最近のLinuxは便利になりましたね。