先日、私のシステムをXubuntu 12.04からXubuntu 14.04にアップグレードしました。
私はLaTeXに関しては、本家のTeX Liveを使っています。インストーラーは十分に使いやすいのですが、怠け者なので、より簡単にできないかと方法を探してみました。
なぜかというと、本家を使う場合、リンクにあるように、少し設定が必要だからです。
そのリンクをひとつずつ確認していたところ、ある方が、Ubuntu用の本家TeX Liveのインストールスクリプトを公開しているということを知りました。最新版にリンクされています。
早速トライしてみたら便利だったので、紹介します。
- gitのインストール
- gitを使ったスクリプトのダウンロード
- インストール
- 再起動
まだgitがインストールされていない場合は、以下でgitをインストールします。
1 | $ sudo apt-get install git |
次に、スクリプトをダウンロードします。私は、~/Downloads以下に置きたかったので、以下のようにしました。
1 2 | $ cd ~ /Downloads $ git clone https: //github .com /scottkosty/install-tl-ubuntu |
デフォルトのままでいいならば、以下のようにします。
1 2 | $ cd install -tl-ubuntu $ sudo . /install-tl-ubuntu |
これで、インストールがはじまります。
すべて終わると、
1 2 3 | install -tl finished successfully. you might need to restart your computer so that your PATH ( in /etc/environment ) will be sourced. |
のような表示が出ます。
パス設定もしてくれているのですね。
アドバイスにしたがって再起動します。
これで終了です。
READMEを読むと、このスクリプトは、一番近いサイトを自動で選び、TeX Liveをダウンロードおよびインストールすると同時に、aptがtexlive関連のパッケージをインストールしないようにしたり、UbuntuがTeXLiveをインストールするディレクトリにリンクを生成することで、他のプログラムで不具合が起こらないようにするといったこともしてくれるとのことです。便利ですね。